競馬で100万円賭けるなら？100万円賭けるとオッズが下がる？

競馬をやったことのある人の誰もが「オッズが低い馬券に100万円賭けると儲かるのでは？」と考えたことがあると思います。

当記事では、競馬で100万円賭けるとしたら、どの馬券が良いのか、オッズに影響が出ないのかを検証していきます。

この記事を読んで分かること

• 競馬で100万円賭けるときのおすすめ馬券
• 競馬で100万円賭けるとオッズが下がるか
• 競馬で100万円以上の払戻金の受け取り方
• 競馬で100万円賭けるときの注意点

競馬で100万円賭けるならどの馬券が良いか

単勝1点買いで100万円賭ける

競馬で100万円賭けるならオッズが1.1倍から1.5倍の単勝1点買いがおすすめです。

単勝は他の馬券と比べて穴馬でもオッズが低い部類ですが、100万円賭けるならオッズ1.1倍でも10万円稼ぐことができます。

確実に1着になる馬が出走する場合、単勝1点買いで100万円を賭けることは有効な手段だと言えます。

オッズの低い複勝に100万円賭ける

競馬の馬券において単勝と共に的中率が高いのが複勝です。

そのため、競馬のオッズの低い複勝に100万円賭けることもおすすめできます。

単勝と同じくオッズが1.1倍から1.5倍の複勝に狙いを定め、1点買いをすることで、10万円以上の利益を狙うことが可能です。

ただし、オッズが低い複勝は単勝と比較して発生しにくいのがデメリットです。

競馬で100万円賭けるなら単勝か複勝か

競馬で100万円賭けるなら単勝と複勝をおすすめしましたが、どちらが良いのでしょうか？

単勝と複勝を比較していきます。

オッズ1.1倍の単勝とオッズ1.1倍の複勝どちらがいい？

単勝オッズ1.1倍のとき、オッズ1.1倍の馬が1着に入る確率は76.9％となっています。

一方で、複勝オッズ1.1倍の馬券が当たる確率は76.0％であるため、ほぼ変わらないという結果です。

単勝、複勝においてもオッズ1.1倍が当たる確率は約76％であるため、レース選びには注意が必要ということが分かります。

オッズ1.5倍の単勝とオッズ1.5倍の複勝どちらがいい？

単勝オッズ1.5倍の馬が1着になる確率は、54.8％です。

複勝オッズ1.5倍の馬券が当たる確率は、64％となっています。

オッズが1.5倍の場合、複勝の方が勝率が高いことが分かります。

当選確率が60％代の馬券に100万円賭けるのは、かなり勇気がいりますが、1回で50万円稼げます。

競馬で100万円賭けるとオッズは下がる？

中央競馬なら100万円賭けてもオッズが下がらない

中央競馬において、100万円を賭ける場合でも、オッズに大きな影響を与えることは稀です。

中央競馬の投票総額は膨大であり、個々の賭けがオッズに与える影響は限定的です。

そのため、高額な賭け金を投じても、他の多数の投票者との間で分散され、オッズの顕著な変動を引き起こすことは少ないです。

投資家が100万円を投じる場合、その賭け金は全体のオッズにほとんど影響を与えず、期待される配当金額は賭けた時点のオッズに基づくため、安心して投資を行うことが可能です。

地方競馬は100万円賭けるとオッズが変動するかも

地方競馬の場合、投票総額が中央競馬に比べて少ないため、100万円賭けるとがオッズに顕著な影響を及ぼす可能性があります。

特に、あまり人気のないレースや、投票総額が特に少ないレースでは、大きな賭け金がオッズを下げ、その馬への配当金額を低下させることが予想されます。

このような状況では、高額を賭けることによって得られる配当金の期待値が変動するため、賭ける前にオッズの動向を注意深く観察し、投資戦略を練ることが推奨されます。

競馬で100万円以上の払い戻しはどのように受け取る？

100万円以上の払い戻しは有人窓口に案内される

競馬で100万円以上の払い戻しを受ける場合、自動券売機や自動払い戻し機では処理することができません。

そのため、払い戻しを受けるには競馬場内または指定された場所にある有人窓口へ直接行く必要があります。

有人窓口では、払い戻しを受けるための本人確認書類の提示を求められることが一般的です。

また、高額な払い戻しには税金が適用される場合があり、その処理も窓口で行われます。

この手続きを通じて、投資した金額に見合った払い戻しを安全に受け取ることができます。

競馬で100万円賭けるときの注意点

確実に当たる馬券にしか賭けない

競馬投資において100万円を賭ける際は、リスクを最小限に抑えるため、確実性が高いと評価される馬券にのみ投資することがおすすめです。

しかし、競馬の結果は予測不可能な要素が多く、確実に当たる馬券というものは存在しません。

そのため、詳細なレース分析、過去のデータ研究、そして馬や騎手のコンディションを徹底的に調査し、可能な限り情報に基づいた判断をすることが重要です。

当たった場合は納税義務が発生する

競馬で得た利益には納税義務が発生する場合があります。

（2）競馬や競輪の払戻金（営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。）

（参照）国税庁HP No.1490 一時所得

特に、100万円以上の高額な払い戻しを受ける場合、その収益は所得とみなされ、税金の対象となることがあります。

納税は法的責任であり、払い戻しを受けた際には適切な申告と納税の手続きを行う必要があります。

納税義務に関する詳細は、税務署や専門の税理士に相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。

競馬で100万円賭けるよりリスクの少ない万馬券の取り方

複勝転がし

複勝転がしは、複勝馬券を使った資金運用方法です。

初めに少額を投資し、その払い戻しを次のレースの複勝馬券購入に充てていく戦略です。

リスクは比較的低く、堅実な馬を選び続けることで少しずつ利益を積み重ねることが可能です。

しかし、連続して的中させる必要があるため、高い分析力と判断力が求められます。

3連単で大穴を狙う

3連単で大穴を狙う戦略は、高いリターンを目指す方法です。

1位から3位までの馬の正確な順番を予想することは非常に困難ですが、成功した場合の配当は非常に高額になる可能性があります。

特に、人気薄の馬を組み合わせた予想が的中した場合、少額の投資で大きな払い戻しを得ることができます。

WIN5で当たりを狙う

WIN5は、指定された5レースすべての1位の馬を正確に予想するというものです。

全て的中させることは非常に難易度が高いですが、成功した場合には数千万円単位の高額配当を得ることが可能です。

WIN5は、リスクは高いものの、大きなリターンを目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。

競馬で100円が100万円になることはあるのか？

3連単の最高額は2,983万円

競馬の3連単における最高払戻金は2012年8月4日に新潟で開催された「メイクデビュー新潟（新馬）」で、29,832,950円となっています。

参考 JRA 払戻金ランキング

3連単の最高額が出たときの出目は、8-6-14となっており、4080の組合せ中、3850番目の人気の馬券でした。

WIN5の最高額は5億5444万円

WIN5で記録された最高払い戻し額は、さらに桁違いの5億5444万円という額になります。

WIN5は5レースの勝馬をすべて正確に予想する必要があり、この高い難易度が極めて高額な払い戻しを可能にしています。

これらの事例から、競馬においては、極めて少額の投資からでも、巨額のリターンを得るチャンスがあることがわかります。

まとめ

• 単勝1点買いは明快さが魅力だがリスクも高い
• 複勝に100万円賭けるとリスクは低いがリターンも控えめ
• 単勝か複勝かで、リスクとリターンのバランスが重要
• 中央競馬では100万円賭けてもオッズに大きな影響なし
• 地方競馬では100万円がオッズに影響を及ぼす可能性あり
• 100万円以上の払い戻しは有人窓口での手続きが必要
• 確実に当たる馬券は存在せず、納税義務が発生する場合がある
• 複勝転がしはリスクを抑えつつ利益を積み重ねる戦略
• 3連単で大穴を狙うと高額配当の可能性がある
• WIN5は全レース的中で高額配当を狙う
• 3連単の最高払い戻し額は約2983万円
• WIN5の最高払い戻し額は約5億5444万円