JRAダイレクトは、クレジットカードから投票できるということで、競馬ファンを破滅に追い込むやばいシステムじゃないのかと噂されています。
しかし、JRAダイレクトでは1ヶ月あたりの利用制限があるため、カード限度額まで馬券を購入することはできません。
むしろ、数々の制限があることにより、競馬での使いすぎや回収率のアップまで見込むことが可能です。
当記事では、JRAダイレクト本当にやばいシステムなのか検証していきます。
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この記事を読んで分かること
- JRAダイレクトは破滅に追い込むやばいシステムか
- JRAダイレクトのデメリット
- JRAダイレクトのメリット
- JRAダイレクトの使い方
JRAダイレクトは競馬ファンを借金地獄に陥れるやばいシステム?
クレジットカード決済で馬券が購入できる
JRAダイレクトとは、JRAが指定するクレジットカードがあれば、スマホから馬券が購入できる決済システムです。
JRAダイレクトが作られる前は、即PATに指定の銀行口座を登録し、口座に賭け金がなければ馬券を購入することができませんでした。
しかし、JRAダイレクトが出来たことで、手元にお金がなくても競馬をやることができるようになりました。
1ヶ月の利用限度額が100,000円
「クレジットカードで馬券が買えるということは、カード限度額まで購入できるの?」と考え、JRAが競馬ファンを破産に追い込もうとしていると勘違いする方もいらっしゃいます。
JRAダイレクトでは、1ヶ月の利用限度額が10万円と決められており、クレジットカードの枠が空いていても10万円以上は馬券を購入することが不可能です。
1ヶ月の利用限度:100,000円/月
(参照)JRA JRAダイレクトご利用について
JRAダイレクトは、競馬ファンを破産に追い込むのではなく、賭けすぎを防ぐ予防線になります。
リボ払いや分割払いは選べない
JRAダイレクトで使用したクレジットカードの支払い方法は、一括支払いのみとなっています。
馬券に使った資金は、リボ払いや分割払いにすることはできません。
そのため、いくらクレジットカードで馬券を購入できたとしても、借金で首が回らなくなることは起こらないでしょう。
払戻金の入金は月曜日以降になる
JRAダイレクトでは、当たった馬券の払戻金は次の月曜日以降に、指定した銀行口座へ振り込まれます。
- 三菱UFJ銀行:JRA開催日の翌営業日中(通常、月曜日)
- 三井住友銀行:JRA開催日の翌日中(通常、月曜日)
- みずほ銀行:JRA開催日の翌営業日午前中(通常、月曜日午前中)
- PayPay銀行:JRA開催日の翌営業日午前中(通常、月曜日午前中)
- ゆうちょ銀行:JRA開催日の翌々営業日中(通常、火曜日)
- その他の金融機関:JRA開催日の翌営業日中(通常、月曜日)
競馬をやっていると、1日の初めに得た払戻金を、その後のレースに使ってしまって、結局収支がマイナスになってしますことが多々存在します。
JRAダイレクトから馬券を購入すれば、その時点で利確することができるため、回収率を高める効果もあります。
JRAダイレクトがやばいと言われるデメリットについて
1回あたりのシステム利用料が100円必要
JRAダイレクトでは、1回のシステム利用料が100円必要となります。
即PATで馬券を購入する場合、手数料は発生しないため、100円のシステム手数料が取られることに疑問を持つ競馬ファンが多くいます。
たしかに、馬券を購入しただけで手数料を取られるのは納得がいきません。
1回の投票は1,000円以上
JRAダイレクトでは、1回の投票の下限金額が設定されており、1,000円以上馬券を購入する必要があります。
馬券は100円から購入できるのがメリットであるため、1,000円以上購入しなければならないのはデメリットです。
もともと1,000円以上使う方は、JRAダイレクトでもよいのかもしれません。
地方競馬や海外競馬のレースは購入できない
JRAダイレクトで馬券を購入できるのは、中央競馬のみとなっており、地方競馬や海外競馬の馬券を購入することができません。
中央競馬だけではなく、地方競馬も楽しみたい方にとっては、JRAダイレクトは不便なサービスとなります。
JRAダイレクトには、良い点も存在しますが、悪い点も存在します。メリット、デメリットを把握した上で、使用しましょう。
JRAダイレクトが使われるやばい理由
事前の入金が不要だから使いやすい
JRAダイレクトは、クレジットカードから馬券代が引き落とされるため、銀行口座に入金する手間が省けます。
即PATでは、登録した銀行口座に資金がなければ馬券を購入することができませんでした。
JRAダイレクトであれば、クレジットカードの枠さえ空いていれば馬券を購入可能です。
利用する銀行口座の制限がない
JRAダイレクトが作られる前に使われていた即PATは、銀行口座の登録が必要で、登録できる銀行口座にも限りがありました
しかし、JRAダイレクトを使用すれば、わざわざ口座を作成する必要もなく、クレジットカードがあれば馬券を購入できます。
これから競馬を始める方や競馬初心者にとっては、とても便利なシステムとなっています。
スマホから簡単に馬券を購入できる
JRAダイレクトのもう一つの魅力は、スマートフォンを通じていつでもどこでも簡単に馬券を購入できる点です。
専用のアプリケーションやウェブサイトを利用することで、移動中や外出先からでも、数タップで馬券の購入が完了します。
この利便性は、忙しい日常の中で競馬を楽しみたいユーザーにとって、時間や場所を選ばずに競馬への参加機会を広げる重要な要素となっています。
後払いで馬券を購入できる
JRAダイレクトの最大の特徴の一つは、馬券を後払いで購入できる点です。
このシステムでは、馬券購入のための資金を即座に用意する必要がなく、利用者は購入後に決済することができます。
この柔軟な支払いオプションは、利用者が資金の準備に追われることなく、より多くのレースに参加し、競馬を楽しむ機会を増やします。
JRAダイレクトで馬券を購入するまでの手順
①JRA公式でJRAダイレクトに登録
まずは、JRAダイレクト(https://www.direct.jra.go.jp/)にアクセスし「利用者登録をする」をクリックしてください。
「約定に同意する」にチェックを入れ、送信ボタンを押せば登録できます。
②クレジットカードを1枚登録
次に、JRAダイレクトにクレジットカードを登録します。
JRAダイレクトで使用できるクレジットカードは、JCBカードや三井住友カード、DCカードがあります。
- JCBカード
- 三井住友カード
- UCカード
- MUFGカード
- DCカード
- NICOSカード
- 楽天カード
- セゾンカード
- クラブ・オン・/ミレニアムカードセゾン
- 出光カード
- ジャックスカード
- ダイナーズクラブカード
参考 JRA JRAダイレクト
クレジットカードを指定し、送信ボタンをクリックします。
③利用者登録をする
JRAダイレクトにクレジットカードを登録した後は、利用者登録を行います。
登録する氏名は、登録したクレジットカードと同一である必要があります。
親族の名前のカードを使用している場合、JRAダイレクトを使うことはできません。
④JRAダイレクトから馬券を購入する
JRAダイレクトの登録が終わり、ログインできるようになると馬券を購入することができます。
JRAダイレクトの投票方法については、通常投票からオッズ投票、WIN5投票があります。
投票するレースを選択し、実際に馬券を購入してみましょう。
JRAダイレクトは解約できないやばいシステムでないか
馬券販売時間であればいつでも解約できる
JRAダイレクトは、一度登録をしても、いつでも予約することが可能です。
勝馬投票券の発売時間にログインし「解約予約」をすることで、JRAダイレクトを解約することができまう。
手順1: 勝馬投票券の発売時間にJRAダイレクトにログインしてください。
(参照)JRA 解約手続きについて
手順2: 「解約予約」のページから解約手続きをおこなってください。
JRAダイレクトは誰でも登録できるやばいシステム?
20歳未満の人は利用できない
JRAダイレクトの利用資格には年齢制限が設けられており、20歳未満の個人はサービスの利用ができません。
この規定は、未成年者がギャンブルにアクセスすることを防ぐためのもので、利用者の年齢確認が厳格に行われます。
登録プロセスでは、適切な年齢であることを証明する書類の提出が求められ、これにより責任あるギャンブルの推進が図られています。
家族カードや法人カードでは利用できない
JRAダイレクトでは、個人名義の銀行口座またはクレジットカードのみが使用できます。
家族カードや法人カードは、サービスの利用資格外となっており、これは利用者の身元確認とセキュリティの確保を目的としています。
利用者は自身の名義の口座やカードを登録することにより、不正利用のリスクを低減し、安全にサービスを利用することができます。
カード会社のインターネットサービスを使えないと利用できない
JRAダイレクトを利用するためには、銀行やクレジットカード会社のインターネットサービスへのアクセスが必要です。
これは、オンラインでの口座管理や決済がサービス利用の基本となるためで、インターネットバンキングやオンラインクレジットカードサービスを利用できない場合、JRAダイレクトのアカウント作成や馬券購入ができません。この要件は、利用者がスムーズに取引を行えるようにするためのものです。
クレジットカード名義が一致しないと利用できない
JRAダイレクトの登録においては、クレジットカードの名義人とJRAダイレクトのアカウント名義人が一致している必要があります。
この措置は、不正利用を防ぎ、金融詐欺のリスクを最小限に抑えるために導入されています。
名義の一致は、利用者が自己の財務情報を適切に管理し、安全にサービスを利用するための重要な基準となります。
JRAダイレクトは複数アカウントの作成はできない
JRAダイレクトでは、一人の利用者による複数アカウントの作成が禁止されています。
JRAダイレクトは、異なるクレジットカードであっても、お一人様1つしか登録できません。
(参照)JRA 複数の会員登録をすることはできますか?
このルールは、システムの公平性を保ち、一人が複数のアカウントを利用することによる不正行為や利用規約の違反を防ぐために設けられています。
利用者は、自分名義の一つのアカウントを持つことで、サービスを透明かつ公正に利用することが期待されます。
まとめ|JRAダイレクトは便利なやばいシステム
JRAダイレクトは、クレジットカードで馬券が購入できるやばいシステムに見えますが、実際は数々の制限があり、競馬ファンを破産させることは不可能です。
むしろ、競馬初心者などライトユーザーにとっては複雑な作業をせずとも、馬券を購入できる便利なシステムと言えます。
競馬を楽しむ人それぞれによって、JRAダイレクトや即PAT、競馬場での購入など使い分けると、より競馬を楽しむことができます。
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